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Date:2016年2月12日(金)〜13日(土) Place:静岡県国立公園高室山伊豆ホース・カントリー一帯特設コース(アラビアン・ホース・ランチ)
大会当日に季節はずれの早さで春一番が吹くだろうとの天気予報にやきもきしつつ、全頭の獣医検査が無事終了。懇親会のときに風雨が激しくなり、大会当日の天気がますます不安になったが、当日は静かな晴天の朝を迎えた。JEF公認80km、11人馬出走、トレーニング・ライドの60kmは2人馬、40kmは8人馬、20kmは6人馬の出走で、総計27人馬出走という盛況ぶり。25人馬完走。気温10〜18度、湿度68〜78%。 公認競技80km11人馬の参加は、道産子3頭アラブ種8頭だが、道産子にとって80kmは厳しかったのかもしれない、残念ながら2頭が代謝不良で失権になってしまった。2月の気候としては比較的暖かく、前半は微風で第1レグを9.8kmで走行、この結果が2頭にとっては無理となり、残念な結果となった。 80km競技は第1レグで蓮見・カリーム号組が時速14.7kmで走行、第2レグでは西垣・ムーンライト号組が15.2kmで走行、第3レグでは遠藤・ルイサン号組が時速14.6kmで走行と各組それぞれが自身のスピードを模索した走行スタイルであった。結果、優勝は西垣・ムーンライト号組、2位は遠藤・ルイサン号組、3位は3レグとも安定した走行の村井・ディアゴ号組で、ともに平均走行時速14.2kmであった。その後蓮見・カリーム号組、七野・ケースター号組、道代・ハイランドJJ号組、小野アズ号組、小森・バンディット号組、平川・ムーン号組が完走。これらの完走を見ていると、途中の獣医検査で肢に不安を指摘された人馬は慎重に走行し完走を果たしていることが見受けられた。80km競技唯一の平川・ムーン号組の完走を見届ける多くの観衆から完走をたたえる拍手が起きた。 BC賞は遠藤・ルイサン号組。 60kmトレーニング・ライドの真田・ゾルタン号組、関川・ティッカーテープ号組は2人馬とも完走。24歳のティッカーテープ号はさすがに疲れたようで最終ループの動きが悪かった。 40kmは、関口・アイリーン号組、和田・モディ号組、小林・リン号組の3組は平均走行時速12km強で完走、続いて中条・JレミントンT号組、永島・アフレイム・スター号組の2人馬が時速9.2km、本間・クッキー号組が時速8.4km、高田・ジョイ号組、小野・シンジュ号組の2人馬が時速8.3kmで完走。 20kmは真田・百花姫号組は時速9.2kmで完走、続いて阿部・クリオ号組、瀧川・リッキー号組、相沢・ゆきちゃん号組、増井・ファイマスK号組の4人馬が時速6.9km、岡崎・フェートン号組が時速6.7kmで完走。
2016年2月大会結果表 |
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