照月湖大会2010年9月の結果
今年のCEI大会が終了し、日馬連公認の80km競技とトレーニングライドで構成される今月の大会コースはCEI用のコースと比べると非常に難度の高いコースとなっている。CEIの大会では、時速13km以上のスピードを要求されるために、スピード確保に見合ったコース設計を行ってきたが、今回のエンデュランス本来の自然の地形を生かしたコースは、時速7kmから8kmしか期待できないコースなので、カットオフ・タイムを難度に見合った時間で設定した。
80kmJEF公認競技は4人馬が参加、2人馬が完走。1位とBC賞の蓮見・カリーム号組は、時速12.8kmを打ち出したが、やはりコースの難度によって時速13kmは無理だったようだ。 中澤・涼馬号組と金子・フリーダム・ダイバー号組の2人馬は、第1レグでカリーム号のスピードに追走したことが失権の原因と考えられる。同じくカリーム号に追走して走った吉居・アイディール号組は、第3レグは失速したが、これが結果的に完走の決め手となった。
60kmトレーニングライドに参加の元吉・マックイーン号組は7月の大会で失権しているため、慎重に行く方針で走行。一方の長野・ケースター号組は、コースに不慣れであるし、騎乗馬はスタリオンであるしといったことで、元吉・マックイーン号組と協力して慎重走行を選択。お互いの完走を目標に、相互にいたわりあいながらの走行だったようである。この慎重走行は大事だ。失権した馬になるべく早く次の完走の味を味わわせることが肝要だからだ。馬は、自身が完走したか失権したかをよく知っている。毛艶の色さえも変わってくる。
40kmトレーニングライドに参加の8人馬は、純血アラブからドサンコ・ポニーまで多様であり、記録も時速11.4kmから7.2kmと幅広い記録であった。完走の味を思い出させるという意味では作山・アズ号組のアズ号が該当する。足を痛め1年以上の長いリハビリ生活の後、作山ライダーはアズを復帰戦としては、時速11.4kmとうまく完走させた。アズは、完走の味を思い出したに違いない。残念ながら1頭だけがライダーズオプションによる棄権があった。同じクラブからやってきた3頭のうちの1頭を引き離して、単独走行をさせようとした無理がたたったということだろう。
20kmライドの3人馬のうち2人馬は時速9.4kmと余裕の完走であった。
照月湖大会2010年9月の結果 |