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20100901
テヴィス
7の7完走

TEVIS CUPの報告が遅くなりまして、7月10日、11日の世界選手権の資格取得の最後の機会となる照月湖CEIの大会の後、2週間後がTEVIS CUPの大会でした。この強行スケジュールがやれるだろうかと一抹の不安を持ちながら、スケジュールを組んでいました。幸か不幸か、蓮見自身は照月湖CEI3*の挑戦は、彼が騎乗した馬が第1レグで、は行失権してしまいました。風邪気味で体調がよくない状態で、現地に到着し、実際にTEVISのトレイルに降り立った蓮見は、実感したようです。2週間前の大会で、体力を残せる結果だったのがよかった。「やはり、『二兎を追う』のは難しい。自分にはTEVISが似合っている」と。

昨年の低血糖状態と風邪を克服すべく、しっかりと栄養を取りスタートした蓮見は、今年初めに購入し、なかなか騎乗するチャンスがなく、今回初めて騎乗するゾルタンで出発した。ゾルタンは今まで騎乗していたカメオと母親が同じハーフ兄弟で、カメオとは性格がずいぶん違うようです。とにかくおとなしい性格でとの説明がつき、トレイルにいても他の馬に対して興奮したり、前に馬がいると抜きたいと大騒ぎするといったカメオの気質とは正反対のようです。これは、体調のよくない蓮見が騎乗するにはもってこいの馬です。皆様ご存知のように、TEVIS CUPはスタートしてしまうと、全行程の68%に当たるForest Hillの強制休止ポイントまで私はライダーに会うことができません。Forest Hillでは、電波の調子が悪く情報は大変不足し、混乱しています。お昼過ぎに蓮見はLast Chanceで失権になったという情報がホワイト・ボードに書かれていた。おかしいと思い、インターネットに接続している人に聞いてみると、「Last Chanceの先Dead Woodを3時3分には出発しているから、大丈夫、そんなことはない」。
Forest Hillに到着した蓮見の体調の悪さは、風邪くらいぶっ飛ばせるから大丈夫と考えていた我々の想像を超えるものだった。7時27分に17位でForest Hillを出発した蓮見は、この事実からしても確かに去年よりは体調が悪そうだ。蓮見よりも先に出発したハルの馬は体調がよくなさそうだし、先行きが心配だ。フランシスコでは、出発がハルとジェレミー・レイノルズの双子の弟で今回TEVIS初出場のティムと一緒になっている。ここまでが、異常な時間のかかり方だ。後で聞けば、ハルの馬の足の具合が悪く、何とか持ちこたえさせるために、常足ペースだったようだ。ティムは完走を目指して、そのペースに合わせ、蓮見は、付き合わなければ致し方なかったようだ。
でも、とても体調が悪くても完走できたという事実は大きい。フィニッシュ・ラインに到着した清一の顔は真っ青というより真っ白で、体調が悪いのは一目瞭然だ。獣医検査を無事終了し、ステージング・アリーナに到着した清一は再び馬の上に乗ることができるかと心配だったが、ウィニング・ランではなく、ウィンング・ウォークを行い、7回目で初めて、二人の記念に写真を撮ってもらった。このゾルタンの余裕振りを見てください。100マイルを走り終えた馬です。
いろいろとあり、この馬は、9月には日本にやってきます。今後、蓮見とともに、照月湖の大会でCoC取得を目指すことになると思います。

今年のTEVIS CUPのニュースは、ジョン・クレンドル氏とヘラルディック号の復活です。
2006年TEVIS CUPとHAGGINS CUP、2007年2位でHAGGINS CUP受賞のコンビ。突然、現れた東部のライダーと馬は、世界選手権も目指し、マレーシアでのプレライドで親しくなり、お付き合いをさせていただいています。2008年山火事でTEVIS CUPが中止になった年、蓮見は騎乗予定のカメオの体調も芳しくなく騎乗する馬がなかったので、クレンドル氏の母親所有の馬を借りることになっていました。でも、山火事で中止。それ以降、クレンドル氏とヘラルディックはエンデュランスの世界から姿を消してしまいました。たまたま、大会前々日にゾルタンの試乗をしていたとき、クレンドルとヘラルディックに会いました。ヘラルディックは後ろ右足の筋肉(?)を断裂し、長い治療期間だったそうです。根気よく治療するその姿勢に本当に感心し、われわれの姿勢に通じるものを感じます。

今年のHAGGINS CUP受賞は8位のFuryという馬です。到着時間が2時間10分以上開いていますから、よほど体調がよかったのでしょう。
もうひとつ、特筆すべきことは、トップテンにポニーが入ったことです。ステージング・アリーナで大声で騒いでいたので、大変印象的でした。暑さ対策を何とかすれば、ドサンコ・ポニーもTEVIS CUPを完走できるでしょう。


Forest Hillでの獣医検査風景。 Forest Hillでのスタート待ち時間。 18時20分ではありません。満月のコマンチ・ムーンです。
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ウィニング・ランでの待機。 ウィニング・ラン 完走記念写真
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日本へのCEI導入を助けてくれたSteph Teeterさん。エンデュランス・ネットの主催者です。 9個目のTEVISバックルを獲得した日本でもおなじみの役員コニー・クリーチさん。 完走なったHAL Hall氏
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7個目のバックルを受け取る蓮見 結構カメラマンが集まります。 TEVIS CUPのヘラルディックとクレンドル氏。
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燕麦がおいしそう!! 左から2番目がHaggins Cup受賞のFury。ブルーのシャツを着たライダーの名前はクロケット氏。この風貌とファッションで「デビー、デビー・クロケット」という歌を思い出してしまいます。クロケット氏の左の小さな馬がベストテンに入ったポニー。
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