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伊豆パノラマ･ライド馬術大会2017年5月の報告 |
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2017年5月12日(金)〜13日(日)
伊豆ホース･カントリー一帯特設コース(静岡県伊東市)
競技走行日5/13の天候は雨、気温15〜18℃、湿度90％〜。
JEF公認80km：10人馬、JEF 公認60km：2人馬、トレーニングライド（以下TR）はJEF非公認60kmTR：1人馬、40kmTR：3人馬、20kmTR：5人馬の計21人馬がエントリー、うち20頭が5:00より各競技距離別にスタート。※スタート前棄権1人馬（JEF60km）
80km競技では小野＆レッド号組と佐々木＆ムーンライト号組の2人馬が時速16kmを超える快調なペースで1レグ30kmを先行。小野＆レッド号組はその後もまったくペースを落とさず、2レグ30kmを時速16.8km、最終レグ20kmではさらにスピードアップし時速18.7kmで独走。走行時間4:39:16、平均時速17.2kmの記録的な好タイムで優勝、あわせてベストコンディションホース賞も獲得した。最終レグでペースを落とした佐々木＆ムーンライト号組は走行時間4:57:31、平均速度16.1kmで2位。3位は永島＆花子号組、以下、西垣＆ディアゴ号組、山本＆ヴァイスM号組、寺田＆シンジュ号組、小森＆ケー･スター号組、吉居＆ミルキー号組、遠藤＆ファウスト号組の9人馬が完走。山田＆シスコ号組は2レグ終了時点でライダーズオプションによる棄権となった。
公認60km競技は和田＆アイリーン号組が5:04:32、時速11.8kmで優勝。非公認60kmTRの天野＆ムーン号組も5:36:56、平均時速10.7kmで完走。
40kmTRは中條＆マッキーティクス号組、長嶋＆クッキー号組が完走、榎本＆巴号組は惜しくも最終レグで歩様異常失権となった。20kmTRは田中＆百花姫号組、松木＆姫桜号組、田中＆豆三郎組、佐藤＆リライブ号組が完走、名武＆ヤチヨリッキー号組は歩様異常失権となった。
全体としては出走20人馬、完走17人馬、完走率85%。雨天という悪コンディションにもかかわらず、高い完走率を記録した大会となった。
本大会で特筆すべきは小野＆レッド号組の走行タイムだろう。悪条件の中、国内競技としては記録的な好タイムとなった。世界に通じる競技力強化の一環として、スピードトレーニングに重点を置いた成果が現れた結果となった。
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