■トピックス
2016年11月28日
伊豆パノラマ・ライド2016年11月/スターシステム・チャレンジ・カップCEI2*エンデュランス馬術大会の報告
2016年11月18日(金)〜19日(土)
伊豆ホース・カントリー一帯特設コース(静岡県伊東市)
競技エントリーは120kmCEI2*:7人馬、80kmCEI1*:1人馬、JEF80km:6人馬、トレーニングライド60km:3人馬、40km:10人馬、20km:1人馬の計28人馬。
走行日は終日、雨、霧、気温11〜13℃、湿度85%〜、路面コンディション不良の悪条件だった。
CEI2*120kmの7人馬は、1人馬がスタート前棄権失権、1レグで1人馬が跛行失権、2レグで1人馬が代謝異常失権、1人馬失格、4人馬が完走。
完走3人馬は悪コンディションを意識した慎重な走行、所属チームの垣根を越え完走に徹したグループ走行とペースコントロールで悪条件を克服した。優勝は三木:スウィング・メゾン・ブランシュ号組、BC賞は3位の中條:ディアゴ号組、永島:AHRアゼル号組が2位。グループ走行の結果、120km競技ながら1位と3位のタイム差はわずか21秒、平均時速は3頭ともに10.1km/hだった。
80km競技ではCEI1*の1人馬、JEFの6人馬が全頭完走。優勝はCEI競技が小森:レッド号組、JEF競技が高鳥:ユキツバキ号組。2位BCは村井:グレース号組、3位に平川:コリン号組ほか、荒木:ゲンジ号組、浅山:桜号組、真田:ジュリアス・シーザー号組が完走。
トレーニングライド60km、出走3人馬のうち鳥居・若葉号組、遠藤・アフレイム・スター号組の2人馬が完走。
トレーニング・ライド40km、鏡味:アンジェラ・アラビアン号組、北村:信濃青龍号組、高鳥:ゾルタン号組、七野:マッキーティクス号組、名倉:ブレーブキッドH号組、沼田:ムーン号組、渡部:ミルキー号組、小野:ガルソン号組、平川:トモエ号組、岩橋:ラピーヌ・リュネール号組、20kmは羽原:チェリー号組が完走。出走全頭が完走し、最も遅かった人馬もカットオフに30分ほどの余裕を持ってゴール。コンディションの悪さを感じさせないすばらしい結果となった。
全体としては出走27人馬(スタート前棄権含まず)のうち、完走23人馬、悪天候にもかかわらず完走率85.2%の好結果を収めることができた。どのような条件下でも完走するという、エンデュランス競技におけるライディングとケア技術の向上が確認できた大会となった。
120kmCEI2*優勝のスウィング・メゾン・ブランシュ号騎乗の三木ライダー
120kmCEI2*2位のAHRアゼル号の永島ライダー
120kmCEI2*3位BCのディアゴ号騎乗の中條ライダー
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JEF80km優勝のユキツバキ号騎乗の高鳥ライダー
雨そして濃霧の悪コンディション、視界50m以下の時間もあった。
JEF80q完走の浅山:桜号組
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