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伊豆パノラマライド(スター・システム・チャレンジカップCEI2*)の報告 |
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2016年3月11日(金)〜12日(土) 静岡県国立公園高室山伊豆ホース・カントリー一帯特設コース(アラビアン・ホース・ランチ)
前日から低気温が心配される中、3月大会は120kmCEI2*参加4人馬、80kmCEI1*4人馬、JEF公認80km1人馬、60kmトレーニング・ライド4人馬、40km10人馬、20km7人馬と計30人馬の多数参加。前日の雨が路面のコースコンディションを悪くしていたため、安全な走行を祈り、寒さ対策をクルーは真剣に考えなければいけない大会だった。
2*参加の4人馬がこの心配を的中させてしまった。1レグで蓮見・カリーム号が、リ・チェックとなる。リ・チェックの結果跛行失権。2レグで小野・ディアゴ号組も同じようにリ・チェック、は行失権。続く3レグでは岡畠・ファウスト号組、4レグでは残る西垣・レッド号組が同じ経緯で、同じ結果となった。 獣医検査でのわずかなイレギュラーをCEI獣医は見逃さない。何とか機会を与えたいとの獣医の配慮からリ・チェックになるが、クールダウン中の寒さからイレギュラーは明らかに跛行となり、クルーにも手の打ちようがない。大半の人馬が星取り目標のため、スピードを出さずに慎重に走行させてきたのに・・・。
一方、1*80kmの4人馬は平均走行時速12.6kmから12.9kmで安定した走行を続け、谷・勝太郎号組、七野・ケースター号組、三木・スウイング・メゾンブランシュ号組。遠藤・シスコ号組の全人馬完走。BC賞は三木・スウイング・メゾンブランシュ号組。 JEF80km参加の高鳥・ユキツバキ号組も完走。 120kmと80kmの対照的な結果が、エンデュランス競技の難しさを示す好例となってしまった。
60kmトレーニング・ライドは和田・モディー号組と小野・シンジュ号組の2人馬が完走。40kmの10人馬が見事に完走。20kmの6人馬が完走、惜しくも1人馬が跛行失権。この厳しいコンディションの中でトレーニング・ライドの人馬の完走率は、81%。本当に見事な結果だ。
最後に特記しておきたいことがある。40kmに参加の高鳥・サツキ号組は人馬合わせて100歳というセンチュリー・ライドを成し遂げた。高鳥ライダー80歳、サツキ号20歳、エンデュランス競技の素晴らしさ、楽しさを具現して活躍してきていただいた人馬に本当に感謝の気持ちを捧げたい。
3月大会結果表 |
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80kmCEI1*優勝の谷・勝太郎号組 |
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80km3位、BC賞受賞の三木・スウイング・メゾンブランシュ号組 |
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人馬あわせて100歳記念40kmライド完走の高鳥・サツキ号組 |
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センチュリーライドを記念したケーキを囲んで高鳥ライダーとサツキ号とクルー |
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