ナショナルJOBA Ride 照月湖CEI 160kmエンデュランス馬術大会
■トピックス
20150923
照月湖エンデュランス馬術大会2015年9月高原散策ライドの報告
Date:2015年9月12日(土)〜13日(日)
Place:群馬県長野原町北軽井沢照月湖一帯特設コース(アラビアン・ホース・ランチ)
主催: 照月湖エンデュランス馬術大会実行委員会

前日までの秋雨前線の停滞と台風の影響で、河渡りコースが使用できなくなり、急遽コース変更が実施された。大会当日は前日までの悪天候が嘘のような絶好の天候であった。
照月湖での今年最後の大会とあって、JEF公認80km競技参加人馬6人馬、トレーニングライド60km2人馬、40km8人馬、20km4人馬で参加総数20人馬。今回は、河渡りコースがないとはいえ、場内林間コースは、照月湖を源流とする熊川支流と熊川本流沿いに設けられている。大部分は谷の斜面を利用したトレイルで、幅員は2m以下の箇所が多く、斜度の大きなアップダウンと大小の急カーブが連続する。また、南木山へのコースは、熊川沿いの林道をへて、南木山の尾根筋まで一気に300m以上を上り、万騎峠へと走行するハードなコースだ。馬の心肺への負荷が非常に大きいだけでなく、トレイルに角のある石が多いため挫石のリスクも高く、路面が長雨の影響でぐしゃぐしゃで馬が躓きやすくなっている。時速10kmの走行はとても難しいコースだ。

JEF80km競技の花子号とレッド号は今後のCEI大会参加のためのトレーニングの位置づけで、余裕の走行のはずだったが、第1レグは時速13.6km、第2レグが11.2km、ライダーの体力と経験不足の結果、第3レグは9.8kmと失速。最後のゴール間際だけ競馬のゴールのような走りを見せて、鼻差で永島・レッド号の勝利となった。惜しくも2位となった中条・花子号組とともに、平均走行時速11.5kmの走行結果だった。
残る80km参加人馬 蓮見・カリーム号組、七野・ファウスト号組、小森・アズ号組、西垣・ムーンライト号組の4組の平均走行時速は9.8kmの結果だった。騎乗によって行われたBC賞審査は永島・レッド号組に決定。
60kmは、一人馬が1レグで挫石によって跛行失権となり、残る1人馬だけでの走行となり、コースアウトを繰り返し、タイムオーバーによる失権となってしまった。
40kmは垣田・姫桜号組が平均走行時速7.9km、泰間・ヒカリ号組、泰間・げんじ号組、真田・チェリー号組、森本・立春号組、都築・ムーン号組の4人馬が時速7.4kmで完走。残念ながら1組はライダーの体調不良により失権、1人馬が躓きのために跛行失権となってしまった。
20kmの4人馬には、垣田杏奈・コリン号の組み合わせがいる。垣田ライダーは小学校6年生、将来がとても楽しみ。アテンドとして、寺町・モーニング号がつき見事に完走をした。他に杉山・ゾルタン号、渡部・リサ号の2人馬。リサ号は23歳、良くがんばった。

9月大会結果表
JEF80kmゴール間際の永島・レッド号(左)中条・花子号組(右)の接戦 JEF80km優勝とのBC賞の永島・レッド号組
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