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80km競技、優勝人馬の平均走行時速は15.8km |
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今年初めての照月湖エンデュランスライド7月定例会が開催されました。猛暑の今年の夏ですが、大会当日は比較的涼しく絶好のエンデュランス日和でした。 震災の影響で5月、6月大会を中止したため、待ちに待った人馬が多数出場、総参加人馬は39人馬となりました。
昨年の世界選手権参加の反省を踏まえて、世界に通用するためにはもっとスピードアップが必要と感じ、日常的にスピードトレーニングを行ってきた3人馬が、先頭集団を形成、北池・アズ号組は第1レグの30kmを時速17.4kmで走行、第2レグの30kmは時速16.4km、残る20kmの第3レグでは、少し暑くなってきたこともあり13.4kmとペースダウン。80kmの走行時間が5時間2分59秒、時速15.8kmで完走。残る2位、七野・ギィタップ号組が5時間5分15秒で時速15.7km、3位の西山・バンディット号組が5時間5分17秒、時速15.7km。 今までの山岳コースでの80km競技の最速タイムは5時間20分台だった。今回の3人馬の5時間5分から7分のタイムは、その記録を15分近く更新する結果だった。これは、今後の日本エンデュランス界にとって、世界を照準に当ててトレーニングに人馬ともに励む道しるべになったのではないだろうか? この間のスピードトレーニングの成果を見事に果たした結果となった。しかもアズ号、バンディット号の2頭は昨年いっぱい足元不良のために1年間リハビリ生活を送っていた馬たちだ。この2頭の復活は本当にエンデュランス界にとって吉報だ。
14人馬参加のうち、1人馬は棄権、2人馬が跛行失権で、完走率は78%と全体的に優秀な結果だった。4位の中山・クロ号組の平均時速は、13.3kmであることを、ここに特別に記しておきたい。
60kmトレーニングライドは、ノービス参加が1頭だけで、6頭参加・全頭完走。上位3頭は平均時速10km以上であった。
40kmトレーニングライドは13人馬参加、2組が1レグで跛行失権。2組がタイムオーバーで残念ながら完走ならず。40kmに参加した上ライダーは弱冠13歳だ。これからが楽しみである。
20kmトレーニングライドは、4頭全頭完走。
2011年照月湖大会7月結果表
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