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20160913
お知らせ
お知らせ:小野ライダー9月17日Samorin WEC大会出場

スロバキア国シャモリン市で9月17日に開催されるSamorin WEC大会は、エンデュランス競技に限って規定されている海外競技参加馬の60日間海外留置期間の問題があり、アラビアン・ホース・ランチで参加資格を取得した人馬の参加派遣を中止した経緯は、ホームページで説明したとおりですが、1人馬が今年参加することになりました。

皆様ご存知の小野ライダーは騎乗訓練から始めて1年で世界選手権参加資格を取得した驚くべきライダーですが、更なる飛躍を目指して、アメリカでのCEI大会に積極的に参加していました。
参考資料1にありますように、今年の7月にカナダのCoates Creek大会でColin For Gold号(アメリカ)で優勝、CoCを取得しました。もちろんアメリカには60日間海外留置期間といった問題もなく、アメリカチームの馬と簡単に輸送できます。
そこで、彼とColin For Gold号は、世界選手権に出場することになりました。
ご報告いたしますと同時に精一杯の応援をお願いいたします。

資料1:カナダ、Coates Creek 大会結果表
資料2:Samorin WEC大会要綱
資料3:Samorin WEC大会スケジュール表
資料4:大会参加者名簿
 


なお、この決定に伴い、日馬連の春田恭彦理事長にも、60日間海外留置期間の緩和と撤廃について農林水産省との更なる交渉要請の文書を改めて送らせていただきましたことを掲載と同時に報告いたします。
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日本馬術連盟
春田恭彦 様

お世話になっております。

私どもアラビアン・ホース・ランチ(以下AHR)は、競技馬渡航条件のため、2016年スロバキアWECへの参加を断念せざるをえないという結果となりましたが、AHR所属の小野裕史選手が先の Coates Creek, Canada 3☆160km 2016/07/03 において「Colin For Gold」(USA)騎乗で見事優勝し、米国馬でスロバキアWECへ参加する運びとなりました。
競技馬はアメリカからスロバキアへと渡航することになりますが、この経緯のなかで渡航先60日留置のような大きな障害は発生せず、馬、選手とも必要最小限の時間、費用負担での競技参加が実現する見通しです。
同時に日本の現行法規の馬術競技馬渡航に対する法整備の立ち遅れ、後進性を強く再認識いたしました。
日本国内の馬術競技馬が国際的なレベルで戦うにあたり、現行法規は他国に対し非常に大きなハンディキャップであり、看過できない重大な障害です。
先日、相談させていただきました森山農水大臣への陳情は、内閣改造による大臣退任により中断する結果となりましたが、日本馬術連盟に置かれましては、馬術競技馬の海外渡航先留置条件(60日)、帰国後留置条件(3ヶ月)の撤廃、緩和に向け、管轄官庁への働きかけ、更なる尽力を要請いたします。


照月湖アラビアン・ホース・ランチ
伊豆ホース・カントリー
三橋 文夫

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