2012年12月26日 与那国競馬12月大会の報告＆11月大会参加者のコメント 与那国競馬12月大会 参加人馬 大東様−テル 柳くん−レイン 大木スタッフ−若葉（ドサンコ特別参戦） 結果 1レース 1位若葉　2位テル　3位レイン 2レース 1位レイン　2位テル　3位若葉 大東様 7月から乗り始めて、まだまだ下手な自分が今年最後の与那国競馬に出場させて頂き、牧場のスタッフのみなさんにまずは厚く御礼を申し上げます。レースでコンビを組んだテルくんとは、レッスンで何度か騎乗した事があり賢くて折り合いの心配がなく信頼できるパートナーなので安心してレースに挑む事ができました。 レース前の試走は一頭で走っているせいか若干スピードが物足らなく感じたのでスタートから気合いを入れていかなければと感じました。スタート前は久々にいい緊張感があり、また、テルくんもレースの開始が分かっているのか手綱からかなりのやる気が伝わって来ました。前日からスタートの出遅れだけが心配でしたが、この手応えなら必ず出る確信があったので、後は、思い切り行くだけでした。スタートの合図と共に飛び出してくれたテルくん一生懸命頑張ってくれたお陰で2レースとも2着に入ることができました。本当にありがとう。 乗っている時は無我夢中で余裕があれば相手を見ながらの騎乗をしようと思ってましたが、ゴールだけに集中して乗りました。直線だけでしたが案外長く感じましたし、馬場や外周で乗るのとはまた違う感覚がありいい勉強になりました。とても楽しかったですし、もっと上手になって、次回、出場する機会があれば今度は1着を取れるように頑張りたいと思います。ありがとうございました。 柳 くん 12月2日、日曜日、快晴。富士山と大島を見晴るかす伊豆高室山ホースカントリーで、与那国馬競馬が開催されました。 私が騎乗するレインは、牡馬にしてはとてもおとなしく、レースで乗ってよいものか逡巡するほど華奢な印象です。ところが、いったんまたがると前進気勢十分で反応も上々。地面が近いので速度のわりにスピード感があり、とことこと小刻みの反動とあいまって独特の楽しさがあります。161cmで胴長短足、55kgという原日本人体型の私とは大変バランスがよろしいらしく、与那国馬担当・高橋さんから「こんなに与那国馬が似合う人はめずらしい」とお褒めの言葉が。レイン君、ともに頑張ろう！ 第１レース。レインと私は、どさんこの若葉（せん馬）、与那国馬のテルに遅れを取り、３着となってしまいました。気の優しさがあだとなって、出足の遅れを挽回できないまま終わってしまいました。なんとも悔しい。ごめんね、レイン……。小柄なため脚がきちんと腹に当たっていないのが追い込みの弱さにつながっているのかもしれない。そう考えた私は、あぶみ革を少し短くして第2レースに臨むことにしました。 第2レースは、第1レースで圧勝した若葉に30mの大きなハンデが与えられました。私たちにも勝機はあります！　 北池さんの明るいアナウンスとは裏腹に、私の緊張が高まります。レインは気合十分ですが、草地脇のレーンになったのをよいことに青草を食べるのに余念がありません。ずいぶん余裕があるけど、状況がわかってる？ ついに第2レースがスタート。出だしは上々。テルに1馬身ほど後れをとったまま30mに突入しました。私の気合も入ります。行け！と思ったそのとき、レインがスピードを上げました。一気にテルを追い抜くレイン。若葉の姿は、視界に入りません。そう、レインと私が勝ったのです。 やるときはやるね、レイン君。小さなレインに素敵な思い出をもらった一日となりました。 大木スタッフ 12月1日（前日）、騎乗馬が若葉に決まり、馬場で30分程練習。初めての馬だったので、ブレーキなど基本的な動作の確認をし、最後に走路を一回走って練習終了。 若葉は素直で一生懸命走ってくれるので安心して翌日の本番を迎えることができました。12月2日（当日） 10時スタートにあわせて9時頃から馬装、9時半前に馬場で準備運動開始。 昨日の練習の復習をして、一緒に出る与那国馬2頭と共にスタート地点へ。 試走で一回走りましたが、「結構速くない！？」の声がちらほら・・・ 自分では（そうなのかな・・・）と思いつつスタート地点に戻り、いよいよ1回目スタート！！ スタート同時に他の2頭をあっという間に引き離しゴール。 走行中は普段馬に乗っている時とは違って、風を切って走る感覚や流れるように見える景色がとても爽快でした。ゴールしてスタート地点に戻る間、若葉のもっと走りたいという気持ちが出ていて、落ち着かせるのに一苦労しました。 2回目は30mのハンデをつけてのスタート。 前を走る2頭を見ながら精一杯追いかけましたが、追いつくことが出来ずに最下位。残念！ 今回競馬に参加して、改めて馬に乗る楽しさを感じました。 与那国競馬11月大会参加者のコメント 第１レースの模様です。若葉と大木は、先に行ってしまい。大東様が必死に追っている様子がよく出ています。 第２レースです。若葉と大木にハンディーキャップが付けられ、３頭の走っている雰囲気が出ています。 大東様とテル ＜拡大＞ ＜拡大＞ ＜拡大＞ 柳くんとレイン ＜拡大＞