Arabian Horse Ranch 日本に、スポーツエンデュランスをもっと。
20120704
お知らせ
世界を目指すアラビアン・ホース・ランチは、エンデュランス競技の世界選手権に4回連続で出場人馬を送り出しています。

皆様、ご存知のことと思いますが、エンデュランス競技は2年に1回世界選手権が開催されます。エンデュランス競技は、何故かオリンピック競技に入っていません。その、オリンピックの開催される年に(すなわち今年です)WEC大会(World Endurance Championship)が開催されます。その2年後にはWEG大会(World Equestrian Game)が開催されます。
2004年のドバイ(UAE)WEC大会に日本人馬は3組出場。AHRから蓮見清一ライダーとカメオ号(アメリカ在住の個人所有馬)が出場。
2006年:アーヘン(ドイツ)WEG大会には日本人馬は2組出場。AHRから安永美登里ライダーがリース・ホースで出場。
2008年:トレンガヌ(マレーシア)WEC大会には日本人馬2組出場。AHRからは蓮見清一ライダーとカメオ号が出場。
2010年:ケンタッキー(アメリカ)WEG大会には5組出場。始めて日本チームが結成された。AHRからは遠藤ライダー・ポニーボーイ号、北池ライダー・マキナ号、佐々木ライダー・ファウスト号、西山ライダー・ギィタップ号の4組が出場。アラビアン・ホース・ランチの4頭の馬が日本から米国ケンタッキーの大会会場に運ばれた。
2012年ユーストン(イギリス)WEC大会には2人馬が出場予定。AHRからは北池ライダー・ギィタップ号、蓮見ライダー・カリーム号が出場予定。

これらの大会出場の費用は、2008年の大会までは、ドバイ、マレーシアのOCが馬運費用を負担。アーヘンの大会はほとんどの費用は個人負担でやってきました。
2008年以降、大会出場希望者が増え、日本での国際大会開催数も増加してきたので、多くの皆様を中心に50社近くの企業から協賛金・寄付金を拠出していただくようになりました。凸版印刷株式会社の特別の寄付によりケンタッキーに5頭、この間の大会運営費用の圧縮の努力の結果、累積残となっていた協賛金と今年の協賛金でユーストンに2頭、馬を送り出すことができてきたのです。アラビアン・ホース・ランチとNPO法人が二人三脚で国際大会の開催、人馬の育成・資格取得に取り組んできた成果が実を結んでいるのです。

日本の農林水産省の規定で60日間イギリスに滞在しなければならないし、長い検疫時間が規定されているため、8月25日の大会にもかかわらず、6月27日には2頭の馬は牧場を出発しなければなりません。成田近くの検疫所で1週間、そして、7月4日に成田を出発、アムステルダムに到着。ここでホース・ホテルに宿泊して馬を休養させ、馬運車でフランスのカレーまで行きます。カレーからフェリーに乗船、イギリスのドーバーに到着、再び馬運車で約2時間、朝の8時にホース・ホテルを出発して、夜の7時ごろには留置場所のGinge Stablesに到着予定です。長旅ですね。大会会場には8月20日に、入る予定ですので、Ginge Stablesでトレーニングをし、イギリスの気候・餌にも馴れるようにしていきます。
8月25日が大会の開催予定日です。そして馬たちのランチ帰国予定は、残りの留置期間+イギリス・日本での検疫期間を完了させて、9月24日になります。
検疫所、飛行機内、イギリスでの2頭の様子は、同行者の北池が様子をブログにアップしていますから、ご参照ください。


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