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20100629
照月湖
CEI2*、1*照月湖エンデュランス馬術大会2010年6月

天候にも恵まれ、参加数31馬の獣医検査が11日午後2時から開始、120km2*出場予定の2頭が歩様不確かなため、はねられた。12日午前5時120km出場人馬7組がスタート、15分後に80km1*出場馬4組とJEF出場馬7組の11人馬がスタート、5時半には60kmトレーニングライドの7人馬が整然とスタート、午前6時残る40kmと20kmのトレーニングライド4組と1組が全てスタートした。1時間の間に30人馬が定刻どおりに何の混乱もなくスタートしていくという手際の良い大会運営に、海外役員は驚嘆の面持ちで見ている。

CEI2*120kmの7組は、時速13km以上といった高いハードルもないので、全体にゆったりとした進行で、第1レグでティッカーテープがは行失権となり、その後第4レグまで蓮見・カリーム号組がトップで全体をリードし、本田・スピリッツ組、西山・ケースター組が1位の人馬に肉薄していた。ここで、4レグ走行中にコースアウトをした蓮見・カリーム号組が正規のコースまで戻り、再走行を開始するといったトラブルが発生した。このトラブルで蓮見・カリーム組はほぼ30分のロスタイムをした。最終レグの13kmのスタートは本田・スピリッツ号組がトップスタート、4分遅れで西山・ケースター号組が追走を開始した。4レグでのコースアウトによるトラブルでトップスタートから10分遅れで蓮見・カリーム号組がスタート。トップでゴールに入ってきたのは西山・ケースター号組でさすが雄馬は強い――雄馬をうまく乗りこなしてきた西山選手が――ことを立証した。時速14.3kmのスピードで本田・スピリッツ号組が小差で2位に入ってきた。蓮見・カリーム号組は時速14kmでBC賞を受賞。残り3組の出場人馬は時速11.4kmで確実に完走。
コース設定の関係で、80kmとしては珍しい4レグ構成だが、80kmCEI1*では、第1レグで久しぶりの競技会出場のアティナ号が、初めてのCEI出場コンビ永田・花子号組は3レグでは行失権。田中・ダイバー号組と七野・ギィタップ号組の二組が4レグを競い合い、最終ゴールでのキャンターが田中・ダイバー号組の勝利の鍵となった。しかし、BC賞は6月の160km完走に続いて、80km完走を果たしたギィタップ号の受賞となった。JEF80kmは、2頭失権、1頭棄権となり、結果は時速12.3km走行の中澤・涼馬号組、田辺・トリニティー号組が2位で時速9.8、西垣・ヤマブキ号組が3位で時速9kmであったが、BC賞の対象馬はなかった。高鳥・ユキツバキ号組が時速9kmの完走。
60kmは1組が第1レグで棄権、残る6組は全てドサンコの出場である。ドサンコのたくましさは全頭完走で証明された。しかもトップの金子・ココ号組は時速10kmを超え、花村・百花姫号組、吉居・ヒメ号組が時速9.5kmの結果。40kmの4組も、チームごとに二組ずつの完走、1組の参加しかなかった20kmも完走。

大会終了後、獣医団長ボールドウイン氏の講評で、「ポニーの活躍は素晴らしい」とわざわざ言及されたことが特筆するべきことである。(外国人獣医は道産子をポニーと呼ぶ。)和種の馬の育て方に配慮し、十分なトレーニングによって、和種馬もエンデュランスで活躍できる事実を照月湖大会に参加したドサンコを初めとする和種馬が実証した。

今回の大会を通じていえることは、CEI参加の馬の歩様検査の厳しさが目立った。先ず前日の獣医検査で120km出場予定馬2頭がはじかれた。1頭は5月大会160km出場1位でがんばったファウスト号で、疲れが残っていたのだろう、歩様が引っかかった。いつもやんちゃな雄馬ジュニア号が歩様不安定で検査をはねられた。同じく120kmの出場馬ティッカーテープ号が(5月末の八ヶ岳の大会で80km完走、BC賞受賞)1レグ終了後、八ヶ岳の大会の疲れなのか歩様検査で引っかかってしまった。
又、CEI1*80kmの久しぶりの大会出場のアティナ号、はじめてのCEI出場馬花子号といい、CEI獣医の目は鋭すぎるものがあると実感した。元気なので大会出場が多すぎ無理をさせる危険性、高年齢でトレーニング不足、あるいは低年齢の経験の少なさによるパフォーマンス力の低さ、といったケースがきちんとはねられている。


2010年6月照月湖CEI大会結果表

優勝の西山選手、関川誠大会実行委員長とボールドウイン獣医団長
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